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2009年12月

人生設計

渡辺千賀さんのこの記事を今更ながら再読して悩んでいる。


1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

今の私が考える、日本の20年後ぐらいの将来はこんな感じだ。

ベストケース:一世を風靡した時代の力は面影もなく、国内経済に活力はないが、飯うま・割と多くの人がそれなりの生活を送れ、海外からの観光客は喜んで来る(フランス型)

ベースケース:貧富の差は激しく、一部の著しい金持ちと、未来に希望を持てない多くの貧困層に分離、金持ちは誘拐を恐れて暮らす(アルゼンチン型。あの国も19世紀終わり頃には「新たな世界の中核を担うのはアメリカかアルゼンチンか、と言われたほどだったんですけど・・・・)

ワーストケース:閉塞感と絶望と貧困に苛まされる層が増加、右傾化・極端で独りよがりな国粋主義の台頭を促す。


こういった海外から見た日本を伝える記事を読んでると、かなりの不安と焦りを感じる。

僕のお気に入りブログの『世界級ライフスタイルの作り方』の中でも、こういった記事がある。


好きな時に、好きな国(場所)で、好きな仕事をしていたい。

本当に本当にそう思う。

僕は、大学卒業後に勤めた会社は倒産し、次に勤めた会社ではクビになった。

そして今は、環境が悪い(給料低い、働く人間のメンタル低い、将来性無)ため人が次々とやめていく中小企業に勤めている。

ちょうど僕が求職をしていた時期と、この会社が人(営業)を探していた時期が重なったため、マイナスファクター(前職での解雇)があったにも関わらず職に就くことができた。

給料は同年代(20代後半男性)よりも20%~30%低い。

このままでは、ワーストケースの『閉塞感と絶望と貧困に苛まされる層』に自分はなってしまいそうで怖い。

そうならないためにはどうしたらいいんだろう?

渡辺さんの記事の中では、エンジニアの方のキャリア構築に関するお話が多い。

自分はエンジニアでも理系でも無い。

大学では文系学部を選択し、職種も販売と営業だ。


二度目の職場をクビになり今の職場に移ってからは、同じことを繰り返したくないため、自分をクビにした連中を見返してやりたいため、自信を無くし自己嫌悪に陥っている状況をくつがえしたいため、色々な本(主に自己啓発書とビジネス書)を読みまくり、ビジネス系セミナーに通い、どうやって自分の人生を自分の自由にするか考え続けてきた。

今でもそれは続いている。


最近思うことは、もう『誰かの作った会社』の中で働くのはいやだということ。

自分が作ったビジネスで利益を上げ、その金で暮らし、さらに大きなビジネスを作り、経済的に全く困らない状態になりたい。

会社の業績によって自分の人生が左右されるなんてもういやだ。

だけど、そうなるためには、自分一人でこの世界を相手にビジネスを成功させる必要がある。

どうやって世界規模の市場の中でビジネスを成功させることができるか?

それも豊富な資金を持つ企業の中の一員としてではなく、一人の起業家として。

何かの本では、成功したければ自分と似た境遇の人の成功体験を参考にするといいとあった。


大企業の中から成功したのではなく、自らの腕で成功を収めた人(もしくはその途中にいる人)、現状への強い改善願望と成功願望を持つ人。

僕の中では以下の人がそうかなと思う。まぁ、これは僕のいつか会いたいヒーローリストでもあるんだけど。

・本田直之さん

(言わずと知れたレバレッジシリーズの著者)

・泉正人さん

(美容室のスタッフから紆余曲折を経て不動産投資で成功した投資家。日本の金持ち父さん予備軍)

・土井英司さん

(ギリシャ留学、雑誌のライター、amazonのカリスマバイヤー、様々な職を経験し、今はビジネス書著者向けのコンサルタントを行っている)

・チャック・フィーニー

(免税店DFSの創始者。若いころからビジネスが大好きだったことが『無一文の億万長者』を読むと伝わってくる。)


彼らの人生を分析し、渡辺さんの考え(海外で勉強し、海外で働こう)も参考にし、どういう人生設計にするか、この年末年始で決めようと思う。

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ボーダーレス経済?

1/4の違いだった。

うちの会社が手配する国内生産品の文具と、外注が手配する中国生産品との価格差が。

しかももっと驚いたことに、国際的なビジネスマッチングサイトを使ってボーダレスにビジネスをしていた。

いや、驚いたというのは正直な感想じゃないな。

そういうものはあるということも、これから増えるということも聞いていたし、本で読んでもいた。

ただそれが実際に目の前に現れると、現実について考えてしまう。


小ロット、短納期に対応できるのは国内工場のみ?

海外生産でも納期が10日程度しかない。

小ロットでも、毎日運ぶ他の大量の製品と一緒にコンテナに積んで運べば、運賃は限りなくゼロに近づく。

国内製造業が売りにしていた小ロット、短納期はもう魔法の言葉ではなくなった。

よっぽど、複雑な仕様であるか、特許があるような特殊な製造方法でもない限り、国内製造業に未来はないんじゃないか?

国内OEM製造業は数年の内に激減するんじゃないか?

完全に消えてなくならなくとも、売上は尻つぼみになり、小さな町工場だけになり、大手がそれらを安くこきつかい、国内そして国外経済格差は広まっていくんじゃないだろうか?


コモディティ化できるものは安い国へ、安い国へと流れていくって話は本当だったんだ。

コモディティ化できないもの。

それは発想力や提案力だって言うけれど、一度商品モデルやビジネスモデルを作ってしまえば後はマネさえすれば作れてしまう。

決して他者がマネできない財ってなんだろう?

自分には作り出せない付加価値ってなんだろう?

真剣に考えないと、この世界の格差社会蟻地獄を落ちることになる。

いい加減、答えを出して、それに向けて進まないと。

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デザイン×心理学(ウジトモコさんのトークショー)に行ってきた!

今日は銀座アップルストアで開催された、ウジトモコさんの『売れるデザインのしくみ』刊行記念トークショーに行ってきました!

内容をネットから引用すると。。。


激変する社会構造、情報過多、長引く不況、、、
経営戦略、マーケティング、ブランディング戦略のひとつとして「デザイン」に対する関心は日々高まりをみせていると言えます。

さて、そう言った中で、
「いま、あなたが携わっているプロジェクトのデザインの正解とは何か?」


を考える書籍が、BNN新社から先日、刊行された『売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン』(単行本)です。

今や、上場大手企業や有名メーカーでさえも、広告費の削減はもちろんその『費用対効果』を問われる時代。

デザインを「計画」「立案」のポイントから実装し、市場で流通させるには必ず『コスト』が発生します。

ここでは、この必ずかかってしまうコストを「資産」や「戦略」として最大活用していくために、マーケティングでいうところのいわゆる「ポジショニング」という概念と「トーンアンドマナー」という手法を組み合わせて、あなたにとってのデザインの正解とは何か?を戦略的に考えます。


そしてさらに

「なぜ、そのトンマナなのか?」

「なぜ、そのデザインで人のこころは動くのか?」

人がデザインについて感じる心のしくみについても、脳科学、心理学の専門家でもありITライフハックのトップランナーでもある佐々木正悟さんを招き、お話をお聞きします。

デザインと心理学、その興味深いメルティングポイントについての対談式トークショーです。

というわけで、話を聞いたわけですが、デザインに関して知識が無くても十分楽しめて、新しい知識を得ることができる内容でした。

以下に思ったことをまとめまーす。


トーンアンドマナーとは、『その業界らしく見えるデザイン』 『無難にターゲットを外さないデザイン』のこと。

これはデザイナーとデザイン発注者とエンドユーザーの共通認識を使っている。

現在、このトンマナを打ち破るコンセプトが出てきている。

こういいった企業では開発段階から戦略的にデザインを使用している。

では戦略的なデザインとは何か?

それを知るには、世の中のマーケティングの動きと心理学を知る必要がある。
(こうは言ってなかったけど、僕の意訳です)

世の中の動きで言うと、現在は『企業の規模や、企業の業績を魅せる時代』から『個を見せる時代』に移ってきている。

会社の魅力よりも、その会社の中の社員の魅力。

今まではテレビなどのマスメディアがあって、CMがあって、番組があってとなって、ものが流行っていき、価値観やカルチャーが生まれて、そしてものが売れていくという一連の流れがあった。

しかし、現代はコミュニケーションの速度が進み、情報過多であり、ダイレクトな情報に遭遇するようになっている。
(現に僕はこのセミナーの情報をtwitterで知りました)

そして、そういったダイレクトな情報の全てがつながる仕組みがある。


第一印象の重要度は日に日に増していき、非言語コミュニケーションや右脳的な感覚の重要度がさらに増していく。

さまざまな情報がCMやブログや口コミに溢れていて、人は情報の判断が必要になり、そして判断を無意識のうちにダイレクトに『されている』

ではデザインにおける心理学とはなにか?

アントニオ・ダマシオという脳科学者が提唱したリマティックマーカー仮説というものがある。

その中で、人は『報酬に向かうことと、罰を避けることは意識化されない』という記述がある。

それは何かというと、何かしらの行為に伴い報酬を得られる環境にある場合、人はその報酬を得う際に無意識に行為を行い、意識して報酬を得ようとしていないということ。

『罰を避けることは意識化されない』とは、例えば歯医者で歯の治療をすること。

ギュイーン!!という恐ろしい音を立てる器具!

口の中でその器具と歯が摩擦を起こし、歯を削っていく!

考えるだけで恐ろしい。。

例えば、ホラー映画。本当にあった呪いのビデオ。。

想像するだけで、あの怖いシーンが目に浮かぶ。

こういう時、人は意識して怖い思いを思い出そうとするわけではない。
全ては無意識化に行われる。


だけど、歯医者で言うと、歯の治療に使われるあの器具(ギュイーン!って音がするやつ)、あれは水を噴射して歯を削るらしい。

そう言われると、なんだか怖さがさっきより減ってこない?

こういったことがビジネスにも応用できるって話。

人の価値は文脈によって決まり、文脈が変われば物が変わって見える。
(さっきの歯医者がい例だね)

ビジネスにおけるデザイン戦略を歯医者で例えると、ギュイーン!って器具が鉄かなにかだと思っていると、歯の治療はすごい怖いものになる。

だけど、それがただ水を噴射しているだけだと知ると、そこまで怖くなくなる。

この歯医者の例における心理は、デザインが人に及ぼす影響とも受け取ることができる。

例えば、ipodは丸みを帯びたフォルムをしており、なんだか人に馴染みやすい。
使い方も直観的で、説明書すらついていない(日本の携帯電話の説明書は文庫本くらいの厚みがあるよね)

スターバックスは茶色を多用していて、屋外以外は完全禁煙であるため、とっても心が落ち着く。(スタバは、家でもない、会社でもない、心地良いサードプレイスを目指している)

結局のポイントは。。。

『デザイン戦略がないと物が良くても悪く見える』

ってこと。


そしてデザイン戦略とは、単になんとなくカッコいいとかカワイイものにしましょってことじゃなくて、その商品のゴールを決め、そのゴールのための方向を決め、そのゴールを達成するためにターゲットを決め、テーマを決め、クラス(コンセプト、ゾーン)を決め、タイプを決め、ゴールを外さないよう、企画開発からデザインは始まるってことだった。


これって誰でもできるわけじゃないけど、デザインセンスが必要ってわけでもないんだよね。

これからのデザインに必要とされるのは、問題解決、潜在意識、未来想定という力。

そしてこれからのマーケティングに必要とされるのは、心理学、脳科学、感情経済学、人間行動学。


つまり人の心理に敏感であり、そういった人間の心理や行動をロジカルに分析し、解決方法を施策することのできる人間が重要視されるってことかな。

感覚とロジカルをバランスよく持つ人間。

う~ん、そんな人間になりたいな。

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