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デザイン×心理学(ウジトモコさんのトークショー)に行ってきた!

今日は銀座アップルストアで開催された、ウジトモコさんの『売れるデザインのしくみ』刊行記念トークショーに行ってきました!

内容をネットから引用すると。。。


激変する社会構造、情報過多、長引く不況、、、
経営戦略、マーケティング、ブランディング戦略のひとつとして「デザイン」に対する関心は日々高まりをみせていると言えます。

さて、そう言った中で、
「いま、あなたが携わっているプロジェクトのデザインの正解とは何か?」


を考える書籍が、BNN新社から先日、刊行された『売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン』(単行本)です。

今や、上場大手企業や有名メーカーでさえも、広告費の削減はもちろんその『費用対効果』を問われる時代。

デザインを「計画」「立案」のポイントから実装し、市場で流通させるには必ず『コスト』が発生します。

ここでは、この必ずかかってしまうコストを「資産」や「戦略」として最大活用していくために、マーケティングでいうところのいわゆる「ポジショニング」という概念と「トーンアンドマナー」という手法を組み合わせて、あなたにとってのデザインの正解とは何か?を戦略的に考えます。


そしてさらに

「なぜ、そのトンマナなのか?」

「なぜ、そのデザインで人のこころは動くのか?」

人がデザインについて感じる心のしくみについても、脳科学、心理学の専門家でもありITライフハックのトップランナーでもある佐々木正悟さんを招き、お話をお聞きします。

デザインと心理学、その興味深いメルティングポイントについての対談式トークショーです。

というわけで、話を聞いたわけですが、デザインに関して知識が無くても十分楽しめて、新しい知識を得ることができる内容でした。

以下に思ったことをまとめまーす。


トーンアンドマナーとは、『その業界らしく見えるデザイン』 『無難にターゲットを外さないデザイン』のこと。

これはデザイナーとデザイン発注者とエンドユーザーの共通認識を使っている。

現在、このトンマナを打ち破るコンセプトが出てきている。

こういいった企業では開発段階から戦略的にデザインを使用している。

では戦略的なデザインとは何か?

それを知るには、世の中のマーケティングの動きと心理学を知る必要がある。
(こうは言ってなかったけど、僕の意訳です)

世の中の動きで言うと、現在は『企業の規模や、企業の業績を魅せる時代』から『個を見せる時代』に移ってきている。

会社の魅力よりも、その会社の中の社員の魅力。

今まではテレビなどのマスメディアがあって、CMがあって、番組があってとなって、ものが流行っていき、価値観やカルチャーが生まれて、そしてものが売れていくという一連の流れがあった。

しかし、現代はコミュニケーションの速度が進み、情報過多であり、ダイレクトな情報に遭遇するようになっている。
(現に僕はこのセミナーの情報をtwitterで知りました)

そして、そういったダイレクトな情報の全てがつながる仕組みがある。


第一印象の重要度は日に日に増していき、非言語コミュニケーションや右脳的な感覚の重要度がさらに増していく。

さまざまな情報がCMやブログや口コミに溢れていて、人は情報の判断が必要になり、そして判断を無意識のうちにダイレクトに『されている』

ではデザインにおける心理学とはなにか?

アントニオ・ダマシオという脳科学者が提唱したリマティックマーカー仮説というものがある。

その中で、人は『報酬に向かうことと、罰を避けることは意識化されない』という記述がある。

それは何かというと、何かしらの行為に伴い報酬を得られる環境にある場合、人はその報酬を得う際に無意識に行為を行い、意識して報酬を得ようとしていないということ。

『罰を避けることは意識化されない』とは、例えば歯医者で歯の治療をすること。

ギュイーン!!という恐ろしい音を立てる器具!

口の中でその器具と歯が摩擦を起こし、歯を削っていく!

考えるだけで恐ろしい。。

例えば、ホラー映画。本当にあった呪いのビデオ。。

想像するだけで、あの怖いシーンが目に浮かぶ。

こういう時、人は意識して怖い思いを思い出そうとするわけではない。
全ては無意識化に行われる。


だけど、歯医者で言うと、歯の治療に使われるあの器具(ギュイーン!って音がするやつ)、あれは水を噴射して歯を削るらしい。

そう言われると、なんだか怖さがさっきより減ってこない?

こういったことがビジネスにも応用できるって話。

人の価値は文脈によって決まり、文脈が変われば物が変わって見える。
(さっきの歯医者がい例だね)

ビジネスにおけるデザイン戦略を歯医者で例えると、ギュイーン!って器具が鉄かなにかだと思っていると、歯の治療はすごい怖いものになる。

だけど、それがただ水を噴射しているだけだと知ると、そこまで怖くなくなる。

この歯医者の例における心理は、デザインが人に及ぼす影響とも受け取ることができる。

例えば、ipodは丸みを帯びたフォルムをしており、なんだか人に馴染みやすい。
使い方も直観的で、説明書すらついていない(日本の携帯電話の説明書は文庫本くらいの厚みがあるよね)

スターバックスは茶色を多用していて、屋外以外は完全禁煙であるため、とっても心が落ち着く。(スタバは、家でもない、会社でもない、心地良いサードプレイスを目指している)

結局のポイントは。。。

『デザイン戦略がないと物が良くても悪く見える』

ってこと。


そしてデザイン戦略とは、単になんとなくカッコいいとかカワイイものにしましょってことじゃなくて、その商品のゴールを決め、そのゴールのための方向を決め、そのゴールを達成するためにターゲットを決め、テーマを決め、クラス(コンセプト、ゾーン)を決め、タイプを決め、ゴールを外さないよう、企画開発からデザインは始まるってことだった。


これって誰でもできるわけじゃないけど、デザインセンスが必要ってわけでもないんだよね。

これからのデザインに必要とされるのは、問題解決、潜在意識、未来想定という力。

そしてこれからのマーケティングに必要とされるのは、心理学、脳科学、感情経済学、人間行動学。


つまり人の心理に敏感であり、そういった人間の心理や行動をロジカルに分析し、解決方法を施策することのできる人間が重要視されるってことかな。

感覚とロジカルをバランスよく持つ人間。

う~ん、そんな人間になりたいな。

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