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2011年5月

【購買心理】 日本パッケージデザイン大賞に行ってきた。

先日、日本パッケージデザイン大賞2011を見に松屋銀座に行ってきました。

写真撮影が出来なかったので、ネットから画像を取りました。

これはサントリーが上海で発売したビール、金牌と銀牌。


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グロービスのケーススタディで扱った時は、ビールの色が金色と銀色の2種類なのかなと思ってましたが、色自体はどちらも同じなんですね。

注ぎ口に付いている銀紙の色が金と銀に別れていて、ビンには麦のエンボス加工が施されていた。

ビール自体は色が薄くてワインのようでした。パッケージもワイン風で、日本のビールのパッケージとは雰囲気が違いますね。


続いて同じくサントリーの伊右衛門。


Photo


Images


これって、ペットボトルじゃなくてビンなんですよね。

持ち運び用の紙袋も素敵すぎる。

レトロな雰囲気が伊右衛門にとても似合ってました。
伊右衛門って、通常のペットボトルも竹の形のようで凝ってますよね。

「お~いお茶」や「生茶」と差別化できてますね。

サントリーって、こういう商品の良さを引き立てるような見せ方が上手いですよね。
ちょっと前にもハイボールをオシャレな大人のお酒という位置づけで売り出していたし。


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(ちなみにウイスキーとジンジャエールを割って飲むとおいしいです。甘さと辛さが程良い感じ)


そして大賞を受賞したのは、京都室町御菓子司 然花抄院 京都室町本店のパッケージ。


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ここのカステラはめっちゃおいしそうなんだよね。


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このカステラは、丹波黒豆を食べて育った鶏の卵を使っているらしい。。。


展示されているパッケージはみんな商品の良さを引き出すようなものばかりでした。
それがパッケージデザインや宣伝の力なのかな。

グラスを変えるだけで、そのグラスに注がれている飲み物の味は「変わったように感じる」し、屋外で食べる食事は屋内よりもおいしく「感じる」。

見た目や手触りなどが受け手に与えるイメージによって、商品の効用まで変わってしまう。

商品そのものの品質や味などはもちろん大事だけれども、それらの力を実力以上に引き立てる要素も大事だなと感じた日曜日でした。

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【購買心理】 書籍の効果的な販促2 ~3月のライオンの販促例~

3月のライオンが面白いCM打っていたので紹介します。

本書中の名言がテキストで動画上に表示されるって点では、前回のブログで書いた内容の販促と同じ。
ただTVCMは高いからなー。


と思っていたら何とも素敵な動画を見つけました!

3月のライオンファンの方が舞台となった町を散策した際の動画なんですけど、ファンにはたまらないでしょうね!

舞台、千駄ヶ谷だったんだー。


既存の読者向けになっちゃうのかもだけど、こういうのはいいですね。

既存の読者向けになっているのは、マンガの世界観を知った上で、舞台の町を観るというコンセプトになっているからかな?


舞台の町を知った上で、マンガの世界観に入っていくとかだったら新規読者を増やせるかな?

千駄ヶ谷の魅力を映像で十分に伝えた後に、マンガのシーンを見せてっていう風に、映像の順番を逆にしたりとか。

地方の町起こしにもなるから、映像制作費用は出してもらうとか、折半にしてもらうとかするとか。

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【購買心理】 書籍の効果的な販促


近所の書店で買い物をし、レジ前で会計待ちをしていると、レジ前にこんなものが置いてあった。


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映画「岳」上映に伴う、書店販促用の「岳」の無料マンガ


これって販促として上手いなぁって思って、思わず手に取って持ち帰ってしまいました。
よく書店で、一話だけ読めるように冊子になっていて紐でぶら下がっているのがあるけれど、それよりも効果的だと思う。

こんな感じで「岳」が広がっていきそう。

書店でお客さんが「岳」無料マンガ見つける。
「お、あれ、これ今度小栗旬がやる映画じゃん。これ、マンガが原作だったんだ。あれ、これ一話載ってるじゃん。無料なんだ、持って帰ろう」

自宅で友人・家族に話す。
「これ、本屋さんでもらったよー。無料なんだってー。」

家族「あー、これ観たかったんだよね。借りるねー。」

友人「あ、これあれじゃん岳じゃん。マンガ読んでみたかったんだよ。ちょっと見せて」

その後、家族の友人や、友人の友人にまで話が伝わっていく。

「今度やる岳って映画のマンガおもしろいよー」

「らしいね。どういう話は知らないんだよね。」

「あー、本屋でマンガを無料で配ってるよ?」

「え、無料で配るってすごいね。もらってこよー」


「岳」はマンガ自体がおもしろいから広まっていくんじゃないかな。


それで思ったのが、書籍の口コミプロモーション。

アマゾンではアマゾンキャンペーン(書籍に載っていない丸秘情報を限定○○名様にプレゼントとか、特典映像ダウンロードとか、ネットと親和性の高いキャンペーン)っていうのをよくやっているけど、リアル書店では、そういったキャンペーンってあんまり印象に残っていない。

例えば、こんなキャンペーンを書店でやってくれたら嬉しいかも。


1)マンガの場合

・一話のみ掲載された無料冊子プレゼント

・一話のみ掲載された無料アプリのダウンロード先が書かれたPOP

・あらすじを1~2分程度の映像にしたものが見れるサイトが書かれたPOP
 (youtubeにUPしてスマートフォンで見られるようにするとか)

※マンガは一度読んで気に入ると、続巻を続けて購入する人は多い。
  既存の顧客は特別なキャンペーンをやらなくても購入するので新規の顧客の
  ファーストステップを踏ませるキャンペーンを重要視した方がいいのかも

2)ビジネス書

・本の中の重要ポイントをA4一枚にまとめたものを付録で付ける

・書籍を購入すると著者の講演会のチケットがもらえる
 (丸善書店がよくやっている)

・リアル講演会は費用がかかってできない場合は、講演内容を映像化して、メールで配信する
 (講演内容をDVD化して書籍のおまけにするというのをビジネスブックマラソンの
  土井英二さんがやっていたけど、あれはインパクトがあった。)

・著者のメルマガが1カ月無料購読できる

・その本の象徴になるものを付録で付ける
 (「絶対にゆるまないネジ―小さな会社が「世界一」になる方法 」という本には
  ネジのストラップがついていた。残念ながらストラップ部分はひっぱったらすぐに
  取れてしまったけど。。。)


あと、売れたビジネス書は映像化してもニーズはありそうな気が。
本を読む時間を惜しむ人や、文字を読むのが苦手な人には見ただけですぐに内容が分かる映像の方がいいかもしれない。

ジャレド・ダイヤモンドの「文明崩壊」はナショナル ジオグラフィックで映像化されていて、結構楽しめたし、分かりやすかった。


これがYouTubeにUPしてあるナショナル ジオグラフィックの「文明崩壊」の予告編

http://www.youtube.com/watch?v=t4n27WJhm90


SF映画のような冒頭で始まるなど、つかみもしっかりしてる。
というか結構お金かかってそう。。。

そこまで予算が無くてナショナル ジオグラフィックの「文明崩壊」のようなクオリティが出さない場合は、本中の名言を集めて、背景画の上にテキストを被せて音楽を載せるだけでもいいんじゃないかな。

後は、パワーポイントで資料作ってJPEGにしてスクリーンショー風に映像化してもいいんじゃないかな。

結婚式で流す二人の生い立ちみたいな感じで。
あれも写真とテキストと音楽だけだけど、内容は頭に入るし記憶に残る。

結婚式のスライドショーのビジネス書版。

費用もかけずにできるんじゃないかな。


会社の研修用にも使えそうだから、ビジネス研修教材として売れるクオリティにして、書籍とセット販売するとかどうだろ。



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