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2012年2月

個人間で知識・スキルを売り買いするWebサービスサイトまとめ

以前、引っ越しの手伝いとか、買い物の代行とか、家具の組み立てとか、そういう無形のサービスを売買できるサイトってないのかなーって、思って色々調べてみたけれど、国内ではそれらしいものがなくて、それなら自分で作ってしまおうと思って悪戦苦闘中です。

ヤフオクで扱ってるのかなーって思ったけど、怪しい情報教材とかタイやの取り付け?くらいしかなかったですね。
デザイナーとかプログラマー向けにはランサーズというサイトがあるけど。

そんなわけで、いくつか見つけた海外の無形のサービス売買サイトをメモ代わりも兼ねて書いていきます。


Coffee & Power

Cp


ファッションのアドバイス、プレゼン用のパワーポイント作り、クローゼットの片づけ、コストコでの買い物代行(コストコは会員制だから会員以外は商品の購入ができない)などなど、、、

色々なジャンルの仕事がアップされていて、メール等のデータ送信で完結する仕事と、リアルに会って完結する仕事の両方がアップされている。

この仕事の種類の多さはサイトに書いてある通り、本当にAll Kinds!何でもあってびっくり。。

利用者は1COFFEEドルを1USドルで購入し、そのCoffeeドルでCoffee & Power内で仕事の売買ができるようになると。

この辺の仕組みが今は懐かしセカンドライフっぽいなーと思っていたら、セカンドライフの創業者がこのサービスを作ったようですね。

ログイン方法はE-mail、Facebook、Linkedin。仕事を投稿している人のFacebookも見られるし、Linkedinでどういう人と繋がっているかが分かるし、あとはレビューで信頼性を担保している感じ。

それからWorkclubというものがサンフランシスコにあって、これはCoffee & Powerのオフィスでもあり、そして最近日本でも増えてきた co-working cafeを兼ねている施設とのこと。ここでCoffee & Powerをチェックしてもいいし、打合せにも使っていいですよと。


TaskRabbit

Taskrabbit


アップされている仕事内容はお手伝い的な物が多い。
買い物の代行とか、家具の組み立てとか、忙しい人が自分の時間をお金をかけて短縮させるためのお手伝いさん探しサービス的な感じかな。

仕事をする人々はRabbitと呼ばれ、Rabbit達が自分のできることやプロフィールを書き、仕事の依頼者がどのRabbitに仕事をしてもらうかを選ぶ仕組み。

複数のRabbitに依頼し、最も安い金額のRabbitに依頼するシステムもあるっぽい。

RabbitのFacebookとLinkedinも見られるのはC&P(Coffee & Power)と同じだね。
というか、こういう個人の信頼を担保させるために、実名制のSNSとリンクさせるのはデフォルトになる流れかもね。

人気のある依頼は、洗濯機や大量の服などの不用品の回収(中古ショップへの運搬?)、日用品の買い物代行、IKEAで買った商品の運搬と組立。

うーん、利用者の多くは主婦なのかな?

この動画が分かりやすいと思う。

taskrabbitの紹介動画

Zaarly

Zaarly


Zaarlyは欲しいものと、場所と、それに対していくら払えるかも入力し、その投稿を見た誰かが返事をすることによって完結するサービス。

仕組みはすごい簡単で、ユーザーインターフェイスもすごいシンプル。

この動画を見れば内容はすぐ分かるかも

Zaarlyのホームページ内のサービス紹介動画。日本語字幕もあります。

Tech ClunchでのZaarly紹介動画

ビデオを見た印象だと、地域の人々の付き合い方や仕事に対する概念をもっとウェットに、情熱的に変えていきそうな予感がしてすっごい今後が楽しみです。

個人がそれぞれにしかできない、自分が得意とし、好きであることで、誰かの役に立ち、それが収入になり、自尊心が満たされ幸せになる社会。

正に僕が作りたい社会、そんな社会をZaarlyも目指しているようです。

詳しい内容はTech Crunchの記事が詳しいのでリンクを貼っておきますね。

売り手と買い手をリアルタイムでマッチさせるローカルサービス、Zaarlyがローンチ


Skill Share

Skill_share

これは、個人が知識やスキルを誰にでも教えることができ、そして誰からでも色々な知識やスキルを教えてもらえるサービス。

名前通り、スキルをシェアするサービスですね。

オンラインで完結しているのかと思ったら、そうではなくて受付はオンラインで、実際の講習はオフラインだそうです。

紅茶の淹れ方・飲み方講習、Kickstarterで成功するプロジェクトの作り方、写真の撮り方講習、ゲームの攻略方法、65才(定年?)になる前に世界一周をする方法、プロ並みになるためのポーカー講習などなど。。。

もう色々な講習がリストに並んでいてびっくり。
これって個人によって得意なことって違うから、これから無数に講習が増えていくんだろうな。
もちろん質の悪いものは淘汰されていくと思うけど。

Skill Shareに関してホームページに記載してある内容を意訳すると。。。

「誰もが何かしらの知識を欲しており、そして誰もが誰かに教えることのできる知識を持っている。
それはつまり、僕たちのコミュニティ(社会)は素晴らしい大学であり、知識を簡単に交換し、人生を充実した楽しいものにできることを意味していると思う。」

この最初の「誰もが何かしらの知識を欲しており、そして誰もが誰かに教えることのできる知識を持っている。」という所がこのサービスの出発点なんだろうな。

そしてCEOのファミリーネームが読めない。。カンジャナプラコン??→ Michael Karnjanaprakorn

Skill Shareのサイトにマニフェストとしてアップされている動画がとっても素敵。
彼らのやりたいことがダイレクトに伝わってくる。

THE FUTURE BELONGS TO THE CURIOUS

The Future Belongs to the Curious from Skillshare on Vimeo.

そしてTech crunchに詳しい記事があります。

P2P学習コースを提供するSkillshareが、Founder CollectiveやSV Angelなどから$550,000を調達


Abilie

Abilie


これは日本のオウケイウェイブが運営しているサービス、2012年2月からオープンの予定。
ターゲットユーザーが①~④の海外サービスと比べると定まっていない感じはあるけれど、段々とサービス内容はブラッシュアップされていくと思う。

サイトによると。。。

「あなたの知識を電子ブックや動画にしたり、 あなたのスキルや経験を誰かに教えたり、 誰かが必要としているけど、その人にはでき ないことを代わりにやってあげたり。 あなたができることは無限大にあります。」

「誰かの時間や、誰かの知識を購入してあなたに足りない知識やスキルを補うことができます。さらに、あなたが必要な知識やスキル、経験をリクエストすると・・・あなたを助けてくれる誰かが現れます。」

とのこと。

サービススタート当初は、データ形式(画像、動画、パワーポイント等)でのサービスのみになるようです。

ビジネス向けなのか、家庭向けなのか、それともCoffee & Powerのようにまとめてしまうのか。
後者のようなイメージはありますね。

となると今後1~2年以内にターゲットを絞ったサービスが出てくると思う。
主婦向けお手伝いサービスに絞ったtaskrabbitや好奇心を満たすことに絞ったSkill Shareのように。

そのサービスの「本質」は何なのか?を考えたものがでてくるでしょう。


Abilieの話を聞いた時に、間に合わなかった。。。と思ったけれど、海外の事例を見ていると、まだまだ差別化できるポイントはたくさんあるし、展開できるサービスの形は色々ある。

特に。。。

・サービスの「本質」をつかみ、その「本質」に沿ったサービスにすること

・人とのリアルでの触れ合い

・仕事の概念を再構築すること。

これらがポイントになってくるのかも。

今度はこれらについてもう少し深く考えてみよう。



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