勝手にコンサル(美容室編)
僕は引っ越しが多かったため、お気に入りの美容室をその都度見つけるのが大変でした。
たばこくさかったり、お客さんが多かったり、置いてある雑誌がいまいちだったり、美容師の数が多くて気になったり。。
まあ、単にわがままな客なだけなのかもしれないけど。
でも、3カ月前にやっと気に入った美容室が見つかりました。
場所は雑居ビルの5F。
狭い階段を上っていくと、踊り場に観葉植物と店名が書かれた流木がひっそりと置いてある。
まるでレイモンド・チャンドラーの小説に出てくる小さな探偵事務所のようなドアを開けると、黒と白のラインがきれいなおとなしい猫がちょこちょこと出迎えてくれる。
店内は明るすぎず、暗すぎず、目が疲れない程度の照明。
ソファーカバーは優しいオレンジ色。
お香の匂いが微かに香り、段々と心が落ち着いてくる。
店長が一人で経営しており、お客も自分の他に一人もいない。
ソファーに向かい合って座り、どのような髪にするかを1~2分話し合いシャンプー台へと移動する。
腕前はとてもいい。
初めて満足した美容師かもしれない。
たばこの匂いがちょっとするが、それも気にならない。
カット中に読むように置いてある雑誌はPRESIDENTとダ・ヴィンチ。
ビジネス話と読書が好きな僕にとっては抜群のチョイス。
(今までPRESIDENTが置いてある美容室なんて見たことない)
ただいかんせん、この店長、2回目に行ったときにすっかり1回目にどういうカットをしたのか、どういう話をしたのか忘れちゃっていた(笑)
もったいないなーって思ったよ。
店の雰囲気はきっちり作りこまれているし、美容師としての腕もいいのにお客目線がもうちょっと足りなかったかなって。
たとえばこんな工夫をしたらもっと良くなるのにな。
①お客さんのカット時の髪型を忘れないために、ポラノイドカメラを2枚撮る。
店は撮影スタジオみたいにお洒落だから写真を撮っても違和感がない。なにせお客は自分1人だし、店員も店長1人。1枚は記念にお客に渡し、1枚は顧客ノートに貼り付け、次回来店時の参考にする。
②お客が話した情報を顧客ノートに書き留める
③お客様データベースを作っておき、予約時にチェックする
これ、実は僕が着物販売員時代にやっていたんだけど、とっても役に立った。家族構成、仕事内容、好き嫌い、趣味、その時悩んでいること、はまっているもの、今後の旅行予定、などなど会話した内容はほぼ全て書き留めた。
カットの最中、美容師は色々な話を振ってくるから情報収集はできると思う。
次回来店時に
「前回、お話されていた旅行はいかがでしたか?」
「あの映画は観に行きました?」
「例のデートはどうでした?」
「最近、弟さんとは会われました?」
「○○さんの地元がニュースにでていましたね」
「おっ!いいシャツですね。こないだのジャケットとも合うんじゃないですか?」
などなど。。。
こんな話をされると、距離が縮まったような気にさせられるんじゃないかな。
だけど、あんまり干渉されるのが嫌な人もいるから、お客さんの性格に合わせる必要がある。
④ご来店頂いたら、手書きのお礼手紙を送る。
その時話した内容や相手を気遣う言葉を入れると特別感を感じさせられると思う。
こんなことをされたら多少高くても通っちゃうと思うな。
次行ったときにさりげなく話してみようかな。
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